CATEGORY minori

エロゲー ANGEL TYPE

定時制の学園に通う藤代 尚(ふじしろ なお)は、何気なく過ごす日常の中、微かな孤独を感じていた。そんな彼が、周囲からは人あたりも良く、性格の良い人物として見られることが多いのは、その内面からの反動を‘‘明るさ’’として振る舞いに出しているからだろう。そんな日々の中で、彼は3人の少女と出会う。唯一の親友である猫と共に、他人など全く意識しないかのように奔放に生きる‘‘佐倉 詩希(さくら しき)’’。いつも元気で明るく、海が大好きな女の子‘‘柚月 未憂(ゆづき みゆう)’’。そして主人公とは昔からの知り合いで、彼女が編入した定時制学園で再会する事となった‘‘川原 砂緒(かわはら すなお)’’。彼女達とふれあう中、世の中と自分との間に言い知れぬ違和感を感じていた主人公の心に、少しずつ変化が生まれてくる…。「自分として生きること」への想いと共に。
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エロゲー 【全年齢】eden* They were only two, on the planet.

──それは地球で最後の恋物語。遠い未来の出来事。火星付近に突如出現した「破滅の星」と呼ばれる巨大なエネルギーの塊。その影響は地球にも降り注ぎ、異常気象や地殻変動が発生。それをきっかけに各地で勃発した戦争とテロ行為により、世界は破滅的な打撃をこうむる。しかし、それすらも真の破滅への兆しでしかなかった。残された時間は100年。滅亡を回避するために、人類は地球からの脱出を計画。その遂行のために2つの計画が立案された。第一に、計画そのものを実行する‘‘地球統一政府’’の設立。彼らは地球脱出の遂行を最優先とし、大を生かすために小を犠牲にする方針を打ち出す。強権による人災収拾。世界政府設立の妨げとなる国家や団体を軍事力に制圧。また、人種・宗教・食料・エネルギーによる、ありとあらゆる問題を圧倒的な武力によって鎮圧した。第二に、地球脱出の根源となる‘‘フェリクス計画’’。移民のための宇宙船建造、ならびに宇宙空間での長期生存を可能とする技術力を手にしなければならなくなった人類だが、残された時間はわずか100年でしかなかった。彼らは実現不可能なその計画を、実現可能な超人類を生み出すことで解決する──遺伝子に改良を施し、高い知能と不老長寿の肉体を持つ新たなる人類「フェリクス」。それから99年の時が流れ──。地球脱出計画の中心メンバーとして活躍したフェリクスの少女がいた。人生のすべてを研究に捧げ、仕事を終えた彼女は、人がいなくなった地球に残って穏やかに余生を過ごすことを望んだ。そして彼女のもとへ統一軍から派遣された青年がいた。彼の仕事は少女を守ること。そして、彼女の自由を拘束すること。2人の出会いから物語は動き出す。すべてを燃やし尽くした星と少女の、小さな物語が。
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エロゲー Wind −a breath of heart− Re:gratitude

※本作品は本編とファンディスク同梱版となります。<<01>>8月のある日。どこまでも蒼く晴れ渡る夏空の下、丘野真(おかの まこと)とその妹・ひなたは、人影もまばらなローカル線のボックスシートで、互いに向かい合って揺られていた。車窓を流れる景色を見てはしゃぐ妹と、眠さの為適当にその相手をする兄。それはどこにでもありそうな、ある夏休みの光景だった。二人が向かうのは、彼らの生まれ故郷・風音(かずね)市。家の都合から、十数年前に離れたこの街へと再び戻るところだった。生まれ育った街にあるのは、おぼろげな記憶。引越す時に女の子と交わした約束と、一緒に渡したハーモニカ。そんなことをうっすらと思い出しながら、真は妹の声を聞き流し、レールの通過音に誘われるまま、浅い眠りについた。<<02>>それから半年後。故郷の学園に編入した彼らは、お調子者の同級生・橘勤(たちばな つとむ)やその幼馴染み、紫光院霞(しこういん かすみ)と共に、ごく普通に楽しい学園生活を送っていた。ただひとつ、変わった点といえば、彼らを含め、風音市に住む人々は皆、ちょっと不思議な「力」を使えるということ。少し高く飛び上がれたり、そよ風を起こしたりといった、本当に小さなものではあったのだが。編入してすぐに知り合った悪友・勤のお陰もあって、真とひなたには否が応でも友人が増えてゆく。なぜか隣接して建っている隣の学園に通う、藤宮望(ふじみや のぞみ)とわかばの姉妹や、彼女達が仲良くアルバイトをする喫茶店のマスターもそうだった。そんな中、彼らが出会ったのは、一人暮らしで小さな雑貨店を営む女の子・月代彩(つきしろ ひかり)。他人に対してかたくなに心を閉ざし、いつも無感情に振舞う彼女は、どことなくこの風音市という街に似た、不思議な雰囲気を持ち合わせていた。それは彼女の売っている、あまりに奇妙な商品からくる印象なのかもしれなかったが。<<03>>そんなある日のこと。真は忘れ物に気付き、放課後の学園へと足を向けていた。夕陽がオレンジ色に照らす校舎内でふいに彼が耳にする、ハーモニカの音。そのメロディは、記憶のどこかにしまっていた幼き日の母の思い出と、もうひとつの想いを彼に思い起こさせる。ハーモニカの音色に誘われるまま、隣の学園へと向かう彼は、夕暮れの中、ひとりの少女と出会った。「想いは、遠く離れてても届くんだよ。そして想いを無くさない限り、また会えるの。…今、私たちがこうしているようにね」そう言って微笑みながら真の方を振り向いたのは、思い出の中、こちらを見てにっこりと笑っていた少女。かつて離ればなれになった幼馴染み・鳴風みなも(なるかぜ みなも)だった。それぞれの思いを胸に、学園生活を送る真とその友人達。不思議な街を舞台に、彼らの物語が今、そのはじまりを告げようとしている…。
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エロゲー 【全年齢】すぴぱら − Alice the magical conductor. STORY #01 − Spring Has Come !

// [ すぴぱら – Alice the magical conductor. ] についてminoriは、‘‘物語’’をお届けして参りました。その中で‘‘物語’’を、ひとつの「作品」として、より良い形で皆様に贈るべく目指してきたもの――具体的には、グラフィック、音楽、映像、そしてその全てを織り上げる‘‘演出’’。それらについて私共は、近作の『ef – a fairy tale of the two.』、『eden*』にて、ひとつの到達点を迎えた、と自負しております。そして、時は過ぎ、私たちは新たな挑戦を決意しました。それが、minori’s 5th debut about‘‘Wonder’’.『すぴぱら – Alice the magical conductor.』です。本タイトルは、培った演出技術を通し‘‘物語’’を描いてきたminoriが、より高次の表現 / 更にはエンタテインメントの持つ力の高みを目指す為の、新たな挑戦作となります。そして今回の挑戦が具体的に目標とする表現は、誤解を恐れず、ひとことで言うなら‘‘ 躍動感 ’です。これまでの作品で、私共が描いてきた‘‘物語’’。そこには例えるなら、「映画のスクリーンの中で、ストーリーを彩るキャラクター達とその感情の機微を完全に確立する」事に主眼を置いた演出を施す必要がありました。それは‘‘物語を通して、登場人物たちを生かす’’という形でひとつの完成を迎え、またそれを目指してminoriの作品は創られていた、と捉える事ができる。『すぴぱら』の制作を開始した現在、私達はそう考えています。前作の完成後、これまでの創作を改めて見つめ直した際。上記に対する自己再評価と共に、「エンタテインメントとしてのminori作品が、この先に目指すべき場所」を、おぼろげな形ながらも、確かに見出しました。エンタテインメントとは、心を動かすもの。そして、心を動かす、感動する、という結果をもたらすアプローチは、ひとつだけではありません。その中でminoriがこれまで探求してきたのは、前述の「‘‘ 物語 ’’としての世界が、‘‘ 人と心 ’’を動かす」感動を最大限に引き出そうというものでした。そうした方向から創り出した作品でも、最終的に人が感情を動かされるのは、‘‘ 人と心 ’’が織り成す部分に他なりません。それなら「‘‘ 人と心 ’’が、‘‘ 物語 ’’と世界を動かしている」という、ある種、逆のアプローチからのメッセージを、よりストレートに追求 / 表現し、形にできないだろうか。そして、それこそが心を動かす、純粋な塊となり得るのではないか。これが本作『すぴぱら』で、目指すものです。抽象的な表現が多くなってしまいましたが、結局のところ、「人と、その心から沸き起こる、‘‘ 生きている ’’ 感覚(‘‘ 躍動感 ’’)」を純粋な形で表現する、という事に尽きます。そして、その活き活きとした、ともすれば触れられるような躍動感を描き出すことで、瑞々しい感情の発露と、登場人物達が「居る」ために綴られて行く‘‘ 物語 ’’を、お届けできればと考えております。『すぴぱら – Alice the magical conductor.』は言わば、これまで組み立てた創作の方法論を自身で全て解き崩し、その瓦礫の上に築かれる新たな尖塔として、位置づけられた作品です。その塔が完成した暁に頂上から見える景色は、以前に登った頂きの別な側面かもしれませんし、全く新しい地平かもしれません。ただ確かなのは「上を目指し続ければ、その場所で自ずと答えは見えるだろう」という事でしょうか。……ちょっと言いすぎたかもしれません。しかし私たちはいつだってチャレンジャーなんです。自らの屍を越えていくのが生き様なんです。そう、一度きりしか無い人生、前のめりに行きたいじゃないですか!それでは、minori自身の新たな挑戦となる、「純粋な‘‘ 人と心が存在する感動 ’’を内包した、躍動するエンタテインメント」作品の誕生に、どうぞご期待ください。
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エロゲー はるのあしおと

<<01>>東京、春。青年・桜乃 樹(さくらの たつき)は、舞い散る桜の花びらの中、ぼんやりとしていた。フェンスとコンクリートで硬く護岸された水路沿いの川べり、陽光降り注ぐ満開の桜並木の下。なすすべなくぼんやりとしていた。つい先程まで目の前にあったはずの、恋人(と言って良かったのだろうか…)・白波瀬(しらはせ)の少し小さな背中は、今は視界にない。それはぼんやりしているから見えないのではなくて、もういないのだ。「……時間は流れてるんだよ、桜乃君。いつまでも変わらないものなんて、無い。君といられた時間は楽しかったけど、それももうおしまい」「そうか……」「さよなら」<<02>>芽吹野(めふきの)町、秋。 少女・楓 ゆづき(かえで ゆづき)はぼんやりとしていた。 都会では、そろそろセット時刻通りにライトが灯り始める頃。この田舎町を囲む山の裏側へ、ゆっくりと進む陽の光の中。 川べりでは水面(みなも)へと続く砂利、そしてそこへ伸びる土手の草も、夕日に染まっているんだろうな。ふいにそんな事を考える。そして友人の藤倉 和(ふじくら なごみ)がもうすぐ迎えに来るであろう事を少し予想しながら、放課後のひとときを何をするでもなく、中庭で静かに過ごしていた。 猫がこちらへ向かって来る。なでる。大きく鳴くこともなく、猫は静かにしていた。彼女も静かにしていた。 同じ頃、青年は芽吹野町の自宅で布団にくるまりながら、言いようのない閉塞感に襲われていた。 故郷に戻ってから何をするでもなく過ごす日々の中、繰り返される感覚。 思い出すのは、光と桜並木。 そして「さよなら」だ。 大きく息を吐くと、彼は寝返りをうった。<<03>>芽吹野町、朝。「学園祭の招待券だよ。それでね、明日はお昼休みが終わった後、悠たちの劇があるのっ」もう冬も近いんだな。少し肌寒い空気の中、普段なら寝ている時間に、青年・樹は起き上がった。そして、従姉妹・桜乃 悠(さくらの ゆう)が昨日言っていた言葉を反芻した。「じゃあ、樹ちゃん、ぜったいぜったい、ぜぇぇっったいにぃ来てねっ!」<<04>>芽吹野町、桜鈴学園図書館、朝。まだ誰も来ていない学園の、しんとした図書館。区切りのいい場所まで予習し終えた事を、参考書のページを繰って確認すると、悠のクラスの委員長・藤倉 和(ふじくら なごみ)は、ふぅ、と息を吐いた。 学園祭だからといって、勉強を休む理由はない。これまで続けてきた習慣を変えるのも落ち着かないし、何より最も勉強に集中できる朝のひとときを無駄に過ごすのが、我慢ならなかった。 だけど今日のこれからは、いつもと少し違う日だ。私も制服から着替えたり…。まあ、せっかくだから楽しもう。図書室の窓から見える空は、秋の色を色濃く湛えていた。<<05>>東京から逃げるように故郷へ戻ってきた主人公・樹と、その小さな町の、小さな女学園に通う悠・和・ゆづき。それぞれの時間を、それぞれのペースで過ごす彼らは、秋色の空高い芽吹野町、桜鈴学園で出逢う。 或いは学園祭というイベントのせいかも知れないし、彼らが心のどこかで、何かを変えなくてはと考えていた為なのかもしれない。 とにかく、桜鈴学園の教頭であり、悠の父親でもある伯父が入院し、樹はその代用教員として学園へ通うことになった。その彼を兄のように慕う悠は、父親の体調を気遣いながらも主人公の近くにいられることを喜んだ。皆の信頼を集め、教頭先生を尊敬し慕っていた和は、自身の着替えを覗き、何をやっても半端な男である樹を目の敵にした。そしてゆづきは、マイペースに送っているはずの自分の日常に突如入ってきた新米代用教員には、特に興味を示さなかった。 彼らはそれぞれに、まだ何も気付いていなかったかもしれないし、もしかしたら予感くらいはあったのかもしれない。それは秋から冬へと季節が変わる中、春の気配を感じる、というのに似ていた。だからもし気付いたとしても、そんなに意識はしなかっただろう。 ―これから少しずつ、変わっていく、ということを。
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エロゲー 【期間限定】minoriブランド14本セット

『 FANZA 同人&アダルトPCゲーム 大感謝祭 -2023- 』記念!オトクなセットをご用意しました♪大感謝祭記念!期間限定セットはこちら★☆販売期間:3月7日(火)16時59分まで【収録作品】◆ef − the first tale.◇ef − the latter tale.◆夏空のペルセウス◇12の月のイヴ◆トリノライン◇トリノライン:ジェネシス◆罪ノ光ランデヴー◇BITTERSWEET FOOLS◆Wind −a breath of heart− Re:gratitude◇はるのあしおと◆ANGEL TYPE◇eden* They were only two, on the planet.(R18版)◆【全年齢】すぴぱら − Alice the magical conductor. STORY #01 − Spring Has Come !◇その日の獣には、※ご購入後は、1タイトルずつダウンロードが可能です。※本セットは後日復刻販売をする可能性がございます。
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エロゲー その日の獣には、

学園には、ウワサがあった。友瀬 律希が妹の瑠奈、幼馴染の池貝 舞雪らと通うのは、女優・俳優はもちろん、著名な脚本家を輩出するなど、演劇に関する活動の盛んな学園。入学後、小さい頃から演劇に触れていた律希と瑠奈のふたりは、何かと周囲から浮きがちなクラスメイトの深浜 祈莉を誘い、更には律希を慕う舞雪も伴って、演劇部に入部する。全国大会へのステップとなる学園内予選に向け、張り切る律希たち。が、一年生には予選に参加する権利すら無いという。まだ経験に乏しいとはいえ、参加すらできない事に納得のいかない彼らは、何とか一度、舞台で自分たちの演技を見てもらう約束をとりつけるが …… 。舞台に取り憑いた幽霊のウワサ。「その霊はね、演劇に関する願いなら‘‘何でも’’叶えてくれるんだって―」
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エロゲー 罪ノ光ランデヴー

■二人は、永遠の絆で結ばれた。罪という名の鎖によって。暗いトンネルの向こうに、光が見えている。そのほんの一筋の光は、希望を表しているようにも感じた。小さな村の、たった一つの出入口であるトンネルの目の前で、「野々村優人(ののむらゆうと)」は空想世界の絵を描いていた。光が届かないくらい遠い海の底に住む、人魚の女の子の画。その日は、ふと顔をあげると目の前に彼女が ――キャンバスの中と同じ、彼女がいた。小さく、狭く、閉じた、絵本の中のような、その場所に。そしてその村 ー 珠里村(たまさとむら) ― も優人も、その「真澄(ますみ)あい」という新しい住人を受け入れた。―― 光に手を伸ばし、それを辿るようにして、着いた場所で。■罪だと思い込んで生きるほうが、気が楽だったから。新学期、春。両親のいない優人にとって、入学式は憂鬱なイベントだった。校門の前で写真を撮ったり、新入生入場の瞬間をビデオカメラに収めたり、特別な一日を親子で楽しむ。その当たり前の景色が自分に欠如していることはもう慣れてしまったことだった。それでも桜の咲く前に、唯一の近しい親戚である祖母を失ってからは、急に寂しさを感じることがあった。そんな優人の孤独を知り、あいは自らの痛みを打ち明ける。■悲しい結末のほうが、記憶に残ると思っていたから。親に捨てられ、生まれながらの孤独を味わいながら、自分の生きる意味を探しているあい。父親を火災で亡くし、母と姉は行方不明。村に取り残され、空想の絵を描いて現実逃避をする優人。二人は真逆で、それから、よく似ていた。距離は縮まってゆく。優人は、ある後悔を抱きながら。あいは、ある嘘を隠しながら。秘密を抱えたままの二人が関わり、繋がり合おうとしていくたびにその罪はより強いものになり、絆になっていった。光には影が、あることを忘れたまま。

エロゲー トリノライン:ジェネシス

本編 [トリノライン] のアフターストーリーから「物語はああなってたけど、もしこうだったら……?」という「もしも」のお話まで、いろいろ詰まった [トリノライン:ジェネシス] 。::七波 シロネ:まいにちが、だいじな日。::ある日、クラスで話題になった【誕生日会】というものをしてみたい、と舜に相談するシロネ。その願いを何とか叶えるために奔走する舜だったが、そもそもシロネには誕生日が無い事に気付いて――食事の機能も、誕生日もないシロネの誕生会は、どうなってしまうのか!?そんな、シロネのしあわせ(で、ちょっとえっち)なお話です。::宮風 夕梨:ふたりと、つながり。::結ばれる約束をした、夕梨と舜のふたり。楽しい同棲生活に、ある日、迷子の猫が入り込んできて――いろいろあるけど幸せに暮らすふたりと一匹に、不意に起きるアクシデントとは? そして、それが彼らにもたらすものは何!?そんな、ゆうりニヒッのハラハラで胸キュン(で、ちょっとえっち)なお話です。::ハナコ・F・ブリストル:ウソな彼女と、恋心。::夕梨との仲がこじれてしまったハナコ。見かねた舜は、夕梨の代わりに風紀委員の仕事を手伝うことになる。共に過ごすうち、ハナコが結構なお嬢様で、お見合いの話が持ち上がっていることを知る。そんな彼女を助けるつもりで、ハナコの恋人のフリをする事になるが――みんなが思いっきり憧れる 【ニセ恋人】 を演じる事になったふたりを待ち受けるものとは!?本編では、奔放だけど強い芯のあるイメージのハナコ。その別の一面を感じられる、かわいくドタバタ(で、ちょっとえっち)なお話です。::日比野 綾花:ヒミツの、わたし。::お母さんの問題(本編参照)も何とかなり、普通の女の子として過ごす綾花。そんな彼女が抱える一つの悩み……それは舜にソレを見られた事から、いつか周囲に秘密がバレてしまうのではないかというもの。落ち着かない日々を過ごす綾花は、ついに舜にその悩みを打ち明けるが――綾花がコンプレックスとして抱く件は、実はチャームポイントなんだよ!という事を、凡人である舜君が唐突に伝えるのは無茶というもの。だけど何とかしたい、と思うふたりがとる行動は!?そんな、とびきりチャーミングでおずおず系(で、妙にえっち)なお話です。::紬木 沙羅:追いかけて、ふたりの日。::沙羅が島に帰ってくる日。別れの前に交わした「なくしてしまった鳥かごの【鍵】を見つける」という約束を守れていない舜は、何故、突然戻る気になったのか聞かされないまま、彼女を迎える。そして、ふたりにとって初めての【デートらしいデート】に出かける二人だったが――本編ではあんな感じばかりで、一緒にご飯(まともなの)、一緒にお出かけ等の楽しいシーンがあまりなかった彼女の、不意打ちなデートの行く先は!?そんな、ちょっぴりミステリアスで、だけど可愛い女の子(で、ちょっとえっち)なお話です。::姫野 永遠(ゲスト):永遠の、夏休み。::学校生活最後の夏休み。永遠と終は、すこし遠くへ向かう旅行を計画する。夏の空気の中、電車を乗り継ぎ、やがて到着した二人だったが――ページの上の方に書いた、人気投票的なもので選出されたゲストキャラクター・姫野 永遠([ ソレヨリノ前奏詩 ])によるちょっとえっちなお話です。本編で仲良くなった永遠と終、二人のその後はどうなの? そして旅行先で彼らを待ち受けるものとは!?[ ソレヨリノ前奏詩 ] 未プレイだよー、っていう人も、まずはよかったらヨリノ体験版をプレイしてみるのもアリかも。ニヒッ!それでも、わたしは。『 トリノライン 』本編はこちら──!!
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エロゲー トリノライン

≡あなたが─私が、妹が死んだ。真夏の暑い日、溺死だった。それは、忘れることの出来ない記憶となって、心に引っ掛かり続けていたけれど。彼女が生きられなかったぶんも、自分が生きると決めた。全てを懐かしい思い出として抱き、過去を受け入れ、前に進もうと。その思いは、確かなものだった。苦しい幼少期から時が過ぎ、毎日変わらず学校に通う日々。また暑い夏がやってきて、少し【彼女】を思い出した頃。遠くから聞こえてきたのは、妹が好きだった曲の、ピアノの音。辿るように歩みを進めた先に、妹がいた。「これから、よろしくお願いします」「お兄ちゃん」妹は死んだ。その確かな記憶と共に目の前に現れたのは、妹にそっくりなアンドロイド、【トリノ】だった―。≡世界を変える時が来た。トリノが完成した。もう一度、あの日々を始められる。人工知能を持つ人型ロボット ― アンドロイドの技術が飛躍的に伸び、少しずつ社会に浸透している現代。その知能の研究で大きな功績を収めていた【紬木 沙羅】は、新型アンドロイド、【トリノ】を完成させる。見た目や動きは、人と全く見分けがつかない。声もぬくもりも、人間そのもののようだ。それから、このアンドロイドのもう一つ特別な点は ―【七波 舜】の亡き妹、【七波 白音】の記憶を持っているということ。「おはよう、トリノ」「あなたが ― 私が、世界を変える時が来た」アフターストーリーから「物語はああなってたけど、もしこうだったら……?」という「もしも」のお話まで、いろいろ詰まった『 トリノライン:ジェネシス 』はこちら!

エロゲー ef − the latter tale.

かつて震災と大火に見舞われ、一度は焼け落ちた街――音羽。そこは現在、ヨーロッパの童話から飛び出してきたような、美しい街並みとして甦っていた。まるで、忌まわしい災厄の記憶を覆い隠すように……。クリスマスの夜。遠い約束の果てに再会した2人――火村夕と雨宮優子。互いが離れていた空白の時間。それを埋めるため、雨宮優子は自分の関わった2つの物語を語った。そして彼女は、真摯なまなざしで火村に問いかけた。「私も知りたいんです」「私が知らないあなたのことを――教えてほしい」火村は語る――。「彼女がいたから、俺は優子がここで待っているって知ることができた」「直接ってわけじゃないけど。少なくとも、きっかけを作った人間の一人だ」「それに、おまえが話した物語との深い関わりも持っている」「彼女の名前は、新藤千尋」『 ef – the first tale. 』はこちら──
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エロゲー ef − the first tale.

かつて震災と大火に見舞われ、一度は焼け落ちた街――音羽。そこは現在、ヨーロッパの童話から飛び出してきたような、美しい街並みとして甦っていた。まるで、忌まわしい災厄の記憶を覆い隠すように……。クリスマスの夜。ひとりの青年が音羽の教会を訪れた。遠い昔に交わした約束を果たすために。彼を出迎える少女。共に過ごした時代を穏やかに語りあう2人。「ずっとふたりで進んでいこうと決めた」「そのはずだった」「なのに、俺たちの手は離れ、違う道を歩いてここに来た」互いが離れていた時間に、なにがあったのか。2人はそれを確認しあう。少女は語る――。 「はじまりは……ちょうど1年前のクリスマスの夜」「扉を開けて入ってきたのは、ひとりの男の子でした」「どこかあなたに似ていて――ええ、懐かしい匂いがしたんです」「だから私は思ったのかもしれません」「ほんの少しだけ、その男の子の物語に関わってみようって」『 ef – the latter tale. 』はこちら──
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エロゲー 夏空のペルセウス

7月のある日。山道を走るバスの車中。遠野 森羅(とおの しんら)とその妹・遠野 恋(とおの れん)は、不機嫌に言葉を交わしていた。「また、余計な首を突っ込んだりしないでよね」「あぁ」兄妹は、他人の「痛み」を自分に移すという力を持っていた。幼少の頃に身寄りをなくし、その力ゆえに他人に利用され続けてきた兄妹。彼らは、親戚の家を転々とするものの、どこにいても力のことを周囲に知られてしまい、結局、居場所を失い続けていた。「今度こそ気をつけてよ」という妹の剣呑な言葉に、「わかっている」と生返事をする森羅。「もう、聞いてるの?」「痛み」を癒すことも出来ず、自分に移すだけの役立たずの力。しかし、その力にはなにか意味があるはずだと森羅は考えていた。バスを乗り継いで着いた場所は、遠縁の親戚が暮らす・天領村(てんりょうむら)。三方を山に囲まれ、ひまわりの咲き誇る山村だった。初めて顔を合わせる遠縁の少女・皆川 翠(みなかわ すい)に出迎えられ、翌日から通うことになる学園に案内される。過疎化の進んでいる村では、複数の学年が1つのクラスで授業を受けることになるらしい。読者家の少女・菱田 あやめ(ひしだ あやめ)や、天使のような微笑みを浮かべる沢渡 透香(さわたり とうか)との出会い。村の相談役である翠の父親の薦めで、遠野兄妹は村の神社の社務所で暮らすことになる。管理する人間がしばらくいなかったこともあり、若い労働力を期待されてのこと―同時に、部外者を遠ざけ観察するための処置だったのだろう。だが、人と接触すると「痛み」を移されてしまう兄妹には、逆に都合のよいことだった。風鈴、向日葵畑、望楼のある高台。夏の山村に流れる穏やかな時間。そんな中、机を並べる少女たちが、それぞれ「痛み」を抱えていることを知る。遠縁の少女・翠は、足に怪我を。読書家の少女・あやめは、交通事故による両親の死という心の傷を。実の妹である恋は、他者への不信、兄である森羅への依存を抱えていた。とりわけ、天使のような微笑みを浮かべる透香という少女は、森羅にとって異質な存在だった。触れるだけで猛烈な「痛み」が走り、ドス黒い何かが流れ込む。それぞれの「痛み」を胸に。愛と犠牲が紡ぐ絆の物語が、そのはじまりを告げる―。

エロゲー 12の月のイヴ

誰もが、様々な想いを抱えながらも、「慌しく過ごさなくてはならない」と急かされるような、ある年の瀬。都会からほど近いニュータウン・恵美市(めぐみし)でも、そうした風景が幅をきかせていた。【クリスマスイヴ】という名で知られる、その日。ごく平凡な青年・直人(なおと)は所用の道すがら、不思議な少女と出会う。出会った記憶のない、その少女を何故か「知人」と意識した時、彼らの物語は幕を開ける―。―ある者は、楽しく過ごす【時間】を守るため。―また、ある者は、無自覚に【何か】を手に入れようとして。―そして、ある者は、大切な【目的】を果たすために。それぞれの運命が、物語を織り成してゆく。
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